電験三種のクリスマスプレゼント
ネット動画でインピーダンスと格闘。
モヤモヤが氷解。
インピーダンスの計算がなぜややこしいのか?
表示方法がベクトル表示と複素数表示があること、そして計算問題が、電流と電圧どちらを基準に取っており、それが大きさ(スカラー)を求めるのか、ベクトルを求めるのか、で計算が変わってくることに尽きる。
ただこれを本を読むだけで理解するのは、非常に困難である。
動画の図解を見ながら解説を聞くことで、この辺りのことがやっと理解できた。
特にベクトル表示と複素数表示の対比が大切。
ベクトルを式で表示することを考えた数学者は偉大だ。
毎回、ベクトル図を書いていたら、紙が何枚あっても足りない(ベクトル図のほうが直感的にわかりやすくはあるが)
これを実数軸と虚数軸という概念を新たに作り、式で表すという発想が凄すぎる。
詰まるところ、数学の難しさは、表示方法に慣れ切れていないこと。
普段は使わない文字と定義がガンガン現れてくるので戸惑うのだ。
それに慣れてしまえば、こんなに便利なものはない。
動画講義の内容を文字と図だけで伝えるとなると、千ページを超える本になるであろう。
ありがとう、ネット動画。
最高のクリスマスプレゼントである。
まだRL直列回路なので、これがRLC全てが入ってくるとさらに複雑にはなるのだろうが、ベースの部分を固めることができたので、大きな前進。
そして、先人の知恵を借りて、答えのある問題を解くだけのこと。
楽勝だ。
さらに韓国の大学入試と違い、範囲も限られており、落ちたからといって人生にそこまで大きな影響はない。
電験三種、楽しいぞ。