行政書士について
資格取得自体は、宅建と並び比較的取りやすいと思うが、開業してからの動向が気になり、参考にしている。
しかし、日常生活あるいはこれまでの社会人経験から考えてみても、やはり行政書士は、商売として、成り立ちにくいのだろうなと思う。
要は役所への書類届け出が業務。
電子化申請が今後ますます進み、わざわざ行政書士に費用を払わなくとも、個人でできるようになる申請や届け出が増える一方では。
ブログから判断すると、マネタイズできているのは、資格予備校の講師と、行政書士開業の手ほどきやアドバイスをする行政書士のブログやWeb講座開設者が大半のように思える。
掘り尽くされた金鉱に、金鉱を求めて群がるゴールドディガーに対して、つるはしやヘルメット、懐中電灯や携帯食料を売る人々のほうが儲かるような構図。
それにそもそも行政書士が、「金鉱」か、という話もある。
まあ開業して、曲がりなりにも「先生」と呼ばれるようになることに、満足感を覚えることができるかもしれないので、いい趣味と言えば言えるかもしれない。