物理赤点バリバリ文系『果てオヤジ』の独学電験エベレスト登頂作戦!!!

オヤジが、ふとしたキッカケで、独学で電験三種に挑戦します。2021年8月の本番に向け、独学中。受かる前からなんですが、いつかはエベレストの八合目(電験2種合格)、そして電験エベレスト登頂(一種合格)を密かに目論んでいます。たまに電験以外のことにも触れます。

社会保険労務士について

社会保険労務士

これまたビミョーな資格である。

コンプライアンスがより厳しくなってきている昨今、規模の大きな企業ほど、労働関連法規を順守せねばならないとの圧力はかかり、本来、社会保険労務士の出番のはずなのだが、大企業はもちろん中堅企業では、社内の総務や人事の優秀な人材が、社会保険労務士の手など借りずとも、規定を整備してのける。

そして小零細企業は、そもそも費用をかけてまで、社会保険労務士と契約などしない。
その結果、優秀な人材は集めにくく、身内や社長の取り巻きばかりが、厚待遇を受け、優秀な人材は転職し、そうでない人材は不満を抱えたままとなる。
当然、成長などできない。
だからこそ、小零細企業なのである。

必然、中企業の下位の規模の企業が、「労基にあげられると大変だから、まあ体裁整えとけや」とのオーナー社長からのお達しで、社会保険労務士にやっとお声がかかる程度だろう。

費用は、相見積もり。
中身よりも、体裁さえ整っていれば、安ければ安いほどよいのだ。

そして制度さえ設計すれば、あとは優秀なソフトが対応してくれるので、十分、内製化できるのだ。

本来、社会保険労務士にとって美味しいメンテナンスのお手伝いのところで、稼げるはずが稼げない。

一握りの帯に短く襷に長い人数の小規模に毛が生えた程度の限られた企業のパイを、年々増えていく社労士が奪い合う。

全くクライアントが取れず、取れても契約料は叩かれ、事務所費用も賄えず、開業休店状態の社労士、資格を取っても開業に至らぬ社労士資格者は星の数ほどいることだろう。

数多の資格学校は、そういう実情は口が避けても言わない、言うわけがない。

しかし、なぜか、人気があるようだ。この社会保険労務士という資格。

毎年猫の目のように変わる重箱の隅をつつくような細かな規定を丸暗記し、実務にはどうでもよいお題目の条文を暗記しておかねば、足切り問題に足元を掬われ、苦労して取ったはよいが、収入には繋げにくい。

独学でやるには、法改正についていくのが大変なので、予備校に頼らざるを得ない。
自ずと費用がかかる。

ご苦労さん、としか言いようがない。