電験三種のコツ
この10か月弱、電験三種の勉強をゼロから始めて、実体験として掴んだこと。
今回のみならず、次回以降への戒めや教訓として書き留めておく。
①勉強記録は細かくし過ぎない。
問題を解いた数を正ちゃんマークでつけていたが、イチイチ正ちゃんをつける手間がムダ。
電験三種は、どの科目もどんどん忘れていくもの。
半年前に1日60問解いても、やっていなければ忘れていくもの。
「今日は頑張った。今日ははかどらなかった」というモチベーション制御にはよいが、それ以上の効果はない。
②○×△はつけておくとよい。
あとで重点的に復習するのに役立つ。
怖いのは、○問題でも1か月、2か月やっていなければ、忘れているリスクはある。
③直前期にどれだけ詰め込めるかが最も大切。
さらには直前期にその時間を確保できるか。
学生はともかく社会人は、その時間の確保が最大の難敵。
④イエローページ(電気書院の電話帳)は、分冊しておくべし。
あれは分冊しないと重たすぎる。
イエローページの解説は、割と網羅的なので復習によい。
⑤法規を録音して、聞いていたが、電験に関しては、耳からだと頭に残りにくい。
回すならTACテキストがベストか。
⑥ユーキャンや翔泳社の4科目をコンパクトにまとめたやつ(他にもこの手のまとめ本は山ほどあるが)は、結局、コンパクト過ぎて、「あの似たようなやつ、なんだっけ?」となったときに、他の素材を見ねばならず、どれも結局中途半端。
書き込むスペースもない。
⑦弱点ノートは、それなりに役立つ。
最初からルーズリーフで作っておくべきだったのが後悔する点。
ルーズリーフなら、理解度に応じて並べかえられるので。
⑧次回は、1科目につき、直前3か月前あるいは2か月前から開始する。
ダラダラやっても結局忘れるので。
3科目同時進行は、負担が大きいので、最大2科目か。