電験三種 未経験のシニアが電験三種で仕事が得られるのか?
電験三種、残り2科目。
期限切れまであと4回の受験機会がある。
勉強してみて感じたことは、おそらく電験三種自体の合格は可能だろうということ。
ただし、未経験かつ60歳以上の単なる電験三種合格者に、実際に仕事はあるのか。
資格予備校の説明では、うまくいくと新規講座受講生になってくれるかもしれない夢みる夢オヤジに、「未経験かつその歳で、電験三種取っても仕事なんかないから、やめときなはれ」とは口が割けても言わないだろう。
ネットに溢れる体験談等を見ていると、工場勤務で電験三種以外にも色々な資格を持っている30代「未経験者」が転職エージェントに申し込んでも、応募段階でハネられるそうだ。
もちろんこれは応募者側も、今よりも好条件の転職を希望しており、条件の悪い企業には逆に応募者がいない、という事情もあるようだが。
ましてや60代の全くの未経験者が、面接に進む可能性は限りなくゼロに近いだろう。
もしあるとしても、超ワケあり求人に違いない。
まあワケあり求人でも、定年後の小遣い稼ぎができれば、果てオヤジとしてはよいのだが。
さらに果てオヤジ憧れの電験講師。
電験王が動画対談で、TAC講師について触れていたので、興味深く視聴。
少なくともTACのような大手予備校に関していえば、講師の「淘汰」が進んでいるようだ。
そうだろうな。
パンフレットに挟んである講師の顔ぶれから、じいさん講師が消えていたのは、淘汰のためだと得心。
電験王のような一種もちかつ人気電験ブログを持っているようなスター講師には次々にお声がかかるようだ。
一方でつまらない授業をして、オーラもない講師は、受講生からのフィードバックで切られるのだろう。
シニア未経験者果てオヤジの電験三種、取れたとしても、老人の趣味で終わりそうな予感満載。
正直、甘い夢からはとうに覚めている。
救いは大した金を投入していないこと。
だが時間は相当使ったなあ。
まあ何事も経験。
それに電験祭りに参加したと思えば、それはそれで良い思い出。
とりあえず残り2科目は取って、何かに使えないか、取ってから考えよう。