社労士試験問題
ネットに掲載されていたので見てみた。
社労士試験の何がひどいか。
悪名高い足切り。
特に択一式で全ての科目で5問中3問以上取らねば総合点数で仮に8割を超えていても、不合格というものらしい。
あまりにひどい悪問ばかりの時には救済措置というものがあるらしいが。
そしてその問題というもののほとんどが、無味乾燥な数値を覚えているか、統計の名称を覚えているか、といったもの。
正直、全日本丸暗記合戦といった様相を呈しており、「誰でもできるつまらないことを如何に淡々とこなせる忍耐力があるか」を試しているのか、と思いたくなるような噴飯物(失礼)の試験のように思える。
この試験問題をチラ見すれば、まだ電験暗記のほうが多少は意味があるような気がしてくる。
いや、どちらも、あまり意味はないが、科目毎の足切りという姑息な手段で、やたらと無意味なことを暗記させるプレッシャーを受験生に強いるという意味で、底意地の悪さを感じる。
爽やかに基準点や足切りなしの総合点勝負でよいのでは。
そのほうが、受験生たちも得意科目で勝負できるというもの。
今後も、電験勉強に疲れたら、社労士の問題を眺め、「こんな悪問に苦しめられなくともよい電験、なんとありがたいのだ!」と再認識することにしよう。