電験の難しさ
過去問の解き方はわかっていても、ひねられたら、途端にできなくなる。
なぜか。
結局、どのテキストや問題集も、過去問の解説はしてくれてはいるが、見たことのない問題の等価回路を、イチから自分で書けるか、というと書けないからだ。
この問題の等価回路は、あの過去問と似ているな。
だから、あの等価回路でいいよな。
という思考パターンの繰り返し。
等価回路を丸々覚えているだけなので、少し条件を変えられたら、もう自信をもって等価回路を書けなくなる。
そしてまた、問題文が、明確に書いていない。
えっ、この日本語があの文字を表しているのか?という日本語パズルのような問題もよくある。
だが、どのテキストも参考書も、そのような応用力をつけるには帯に短し、襷に長し。
現実的には過去問に出たパターンや日本語パズルを含めたヒッカケをできるだけ正確に暗記しておくしかない。
だから、面白くないのだ。
早く試験を終えて楽になりたい。
三連休の中日、今日は朝だけ問題集やり、昼飲みだ。
こんな電験ごときのために人生の貴重な時間をすべて費やしたくはない。
これまでかけてきた時間をサンクコストと考えると、根がセコい果てオヤジ、元を取り立いと一応、勉強を継続してしまう。
損切りができないタイプ。
今回の電力、法規のでき次第では、次回以降、どこまで、このウンザリするような試験に時間を使うか、思案のしどころだ。
(幸いカネはほとんどかけていないので、今さら足抜けできない、というほどの痛手はないのが救い)