プライド、恥ずかしさ、無力感との闘い
電験三種の勉強を7カ月続けてきて、最も強く感じること。
それは、この試験がプライド、恥ずかしさ、無力感との闘いであること。
個々の問題は、解説を見たりしながらだと大半のものは理解できる。
また似たような問題を解いた後なら、類題は解ける。
しかし、よくもまあと思うほど、しばらく時が経過すると、忘れている。
以前解けた問題あるいはわかったと思った問題でも、日数が経過した後、もう一度解くと解けない。
これでプライドが傷つく。
何周目かに入ってもまだ間違えている。
これで恥ずかしさを覚える。
何度やっても、間違えていると、最後には無力感につながってくる。
これが電験三種なのだ。
対策?
自己を甘やかさず、できてないものはできてないと冷徹に評価し、出きるようになるまで繰り返すしかない。
何度も間違える問題は、どこかにその原因がある。
アプローチを変えて、繰り返すのみ。
このプロセスを、一喜一憂せずどれだけ回せるかの勝負。
時には気晴らししながら、淡々とプロセスを繰り返す。
そして、そもそも電験三種の受験勉強をできていること自体が、今の世の中、ありがたき幸せなのだ。
健康面が万全でなく、職場でのプレッシャーに苛まれ、生活に追われ、休みもろくに取れず、精神的にも肉体的にも疲弊していたら、こんな沼要素満載の試験など、受験しようとも思わないだろう。
そう思うと、受験勉強できること自体に感謝する気持ちが溢れかえってくるのだ。