電験三種の勉強~尻に火がついてきた
過渡現象の過去問が、ややこしい。
何がややこしいか。
スイッチひとつを閉じたり開いたりするだけなら単純。
だがこれでも直列か並列か、回路全体の電流を問うているのか、それとも回路全体の電圧なのか。はたまたコイルやコンデンサの電流なのか、あるいは端子電圧なのか、でパターンがいくつも分かれてくる。
更にスイッチを2つにしただけで、一気にややこしくなる。
この様々なパターンを、わずか7分程度で正確に迅速に場合分けして考えることができるか。
過渡現象の問題には、結構、悩まされている。
出題者からすれば、少しいじっただけで、幾通りもの問題が作れるのだから、楽勝この上なし。
それだけに過渡現象は得意分野にしたい。
電力や法規の計算問題のワンパターンさが懐かしくなる。
だが、定点観測中の会計士受験生たちは、今頃、続々と新規参入してくるライバルたちに内心怯えながら、膨大な範囲の計算と暗記に正月休みもなく、なけなしの貯蓄がオプション講座や受験料、テキスト等でじわじわ目減りして行く不安に苛まれつつ、得られるかどうかわからない合格、就職という果実を目指して、昼も夜もなく勉強しているのだ。
忘却が暗記を上回り、何百時間もかけて、ほとんど進んでいない現実に脂汗が出る、とのツイートも。
過渡現象ごときなんのその。