物理赤点バリバリ文系『果てオヤジ』の独学電験エベレスト登頂作戦!!!

オヤジが、ふとしたキッカケで、独学で電験三種に挑戦します。2021年8月の本番に向け、独学中。受かる前からなんですが、いつかはエベレストの八合目(電験2種合格)、そして電験エベレスト登頂(一種合格)を密かに目論んでいます。たまに電験以外のことにも触れます。

三体とエジソンズゲーム

三体。誰かのブログで興味を惹かれ読みはじめたが、いきなり没入。

 

中国人作家の本などこれまで手に取ることもなかったのに、三体を読むと今ある多くの日本の小説(特に今現在の小説)が凡庸に思えてくる。

 

スケールの違いとでも言おうか。

電験三種で物理アレルギーが薄れてきたせいもあるかも。

 

エジソンズゲーム(原題The Current War)は、電験三種やってなければ見過ごしていたかもしれない。

 

エジソンのイメージがガラリと変わったのと、ニコラテスラ、ウェスティングハウスとの対比も素晴らしい。

 

それにしても1880年代まで、まだ家庭に電気などなく、夜は富裕層のみが蝋燭を照らし、一般庶民は早々と寝ていたのだろう。

 

蓄音機、映写機などもエジソンがいなければ、もしかすると令和の今でもまだなかったのかもしれない。

 

電球が最初に点灯したときの気持ちをエジソンが語るシーンがあるが、うち震えるような感動を覚えた。

 

三体にも科学について語られるシーンがあるが、エジソンズゲームを見た同じ日に読んで、その捉え方が国や時代によってもこれほど違うものか、と戦慄した。

 

原子力など、使い方と制御により、多大な恩恵にも、脅威にもなり得る。

 

先人の偉大さと苦悩、苦闘。

 

科学について改めて考えさせられた。

 

そして、電験三種の学習が、これまで以上に面白くなってきた。