機械~照明に思う
中学の頃、理科で電気回路はまだ取っつきやすかったが、照明の問題は非常に分かりにくかった記憶がある。
なんとなくはわかるが、どうしてそうなるのかが、モヤモヤしたままだった。
電験三種の照明を読んでいたら、ベクトルや三角関数なしに照明の鉛直、水平、法面の照度を比例計算や3角形の相似だけで説明しようとしていたからだと感じる。
連立方程式だと機械的に解けるものを小学生にツルカメ算だけで解かせようとして数学嫌いを生み出しているように、ベクトルや三角関数、微積分の初歩的なことがわかっていれば解ける物理の問題をそれらを使わず感覚的に解かせようとするため、物理嫌いを生み出していると思う。
理系科目を好きにさせるには、文科省も指導要領を大幅に見直せばよいのに、と感じる。
高校に入っても、数学ができるやつは、中学ですでに行列や微積分などを身につけていた。
学年トップの数学ができるやつは、マクローリン展開とかフーリエ解析とか言っていたのを思い出す。
そんなことを思いつつ、TAC本を読み進めている。