物理赤点バリバリ文系『果てオヤジ』の独学電験エベレスト登頂作戦!!!

オヤジが、ふとしたキッカケで、独学で電験三種に挑戦します。2021年8月の本番に向け、独学中。受かる前からなんですが、いつかはエベレストの八合目(電験2種合格)、そして電験エベレスト登頂(一種合格)を密かに目論んでいます。たまに電験以外のことにも触れます。

初学者、初心者への禁句

オヤジ、最近、新しい職場で新しい仕事をやっている。

マニュアルも何もなく、あってもアップデートされておらず、仕事の大半は口伝え。

よくある「職人的」な仕事だ。

インストラクターのベテランは、まだ合理的な人なので、「目でみて盗め」とか「身体で覚えろ」という寿司職人のマンガに出てくるような発言はないが、早口なのでメモを取る余裕がないのと、「当然こうなる」が連発されるのには閉口した。

「当然」をそのベテランは当たり前のように使っているが、こちらは、マニュアルもなく初めて聞くことばかりで、用語の定義すら曖昧なのに、「何が当然なのか?!」といちいちカチンと来るのだ。

まあそこはグッと圧し殺し、マニュアルを自分なりに整え、今はもう慣れたが。

それにそもそも営業などとは異なり、マニュアルさえあれば、誰でもできる仕事なので、だからこそ、マニュアルくらい用意しとけよ、と言いたい。

初心者、初学者には「当然」は禁句。

あと「何べん言えばわかるのか」「この間も言ったけど」もイラっとくる「カチンフレーズ」。

「アンタがマニュアルはおろか簡単なメモすら用意しておらず、自分の怠慢を棚にあげて、早口でまくし立てるだけだから、何度も聞き直してんだよ!むしろ、アンタがそういうのをわかってて、なおミスが怖いから、念のため確認している俺に感謝しやがれ」と心の中で毒づきながら、メモを取っていた。

電験三種も同じ。

ただ仕事とは異なり、丁寧な説明なしに、モヤモヤした読後感しか残らぬ本は、自然淘汰され、わかりやすく、決して「当然」などという態度を見せない動画系のコンテンツが一人勝ちするのは、消費者たる受講者にとっては極めてありがたい状況。

逆に、いまどき、職人の世界で、わけのわからぬ修行をせざるを得ない仕事についている、あるいはつかざるを得ない人は、ご苦労なことである。