KPIの設定の大切さ
電験本番まであと2か月弱。
これまではKPIを単に「問題数」としていたため、どうしても1日に解いた問題「数」に意識が行き、解きやすそうな計算問題や論説問題に偏りがちであった。
理論や電力の骨のある初見問題に取り組むよりも、電力や法規の論説問題をサクッとやっていると問題数は稼げる。
だがこのやり方では、到底本番には通用しない。
今はKPIを「苦手な計算問題」としている。
今朝も%インピーダンスと負荷分担の問題と格闘。
一問解いて復習するのに40分を費やしたが、そのおかげで、%インピーダンスの基準の合わせ方、解法の手順が頭に入り、気分スッキリ❗
そしておそらく他の問題も、今までより理解度が進んだため、解くのが楽しみになってくる。
もし、これが問題数をKPIにしたままだと「一問しかできてない。ヤバい」と焦るだけに終わるだろう。
営業と同じで、闇雲に飛び込みして訪問件数を増やしても成果につながらないのと同じ。
1日20件、ムダに飛び込みして、客に嫌がられるより、キッチリと客のニーズに合ったプレゼンテーション資料を準備し、アポをキチンと取り、じっくり話す数が2社(1社でもよい)ある方が成約率は高まるだろう。
それと同じ。
もっとも大多数の日本のブラック企業は、オーナーの圧力の下、部下を叩きに叩くだけの軍曹が「訪問件数」を声高に叫び、「これだけ厳しくやってます」アピールを日々繰り返しているに違いない(その方が分かりやすいし、ラクだから)。
まあそんな馬鹿馬鹿しいパフォーマンスと「押し込み営業」の世界(幸いコンプライアンス重視の企業だったので、よくあるブラックオーナー企業とは雲泥の差かもしれないが)から抜け出せた今、自分の思い通りにノルマを設定し、戦略も変え、自発的に取り組める電験の勉強、最高だ!!