資格試験に向いている思考法~オールオアナッシング思考とピッチ思考
自分の体験や色々な本の拾い読みを通して、資格試験に向いている思考法は何かがわかってきた。
簡単で短期的な勉強でよい資格試験は、オールオアナッシング思考でも通用するが、難度が上がり、比較的長期間の勉強が必要な資格試験では、ピッチ思考(アベレージ思考)のほうが、ヤル気(ウイルパワー、続ける力、持続力などともいう)の保持力が大きく(ヒステリシスループでいうと面積が大)、結果につながりやすい、ということ。
ちなみにオールオアナッシング思考、ピッチ思考(マラソンでピッチを刻むのピッチ。アベレージ思考と呼んでもよいか)は、今、自分で名付けつもりだが、もしかしたら過去読んだ本に載っていたことを無意識に引っ張りだしただけかもしれない。
とは言え、まず電験三種に受からねば、これが実証できたと言えない。
朝、今日やることをリストアップし、夜、寝る前にできたことだけ、○や数値を記録し、できなかったことにあえて×をつけない。
できたことだけにフォーカスする。
このほうが、平均的に勉強の成果が積み上がり、一定期間経過後の成果(面積)は、オールオアナッシング思考よりも大きくなるであろう。
ゴールデンウィークだからむちゃくちゃ頑張るというオールオアナッシング思考も短期的には効果出るかもしれないが、ヤル気のムラが激しい。
平日の今日も淡々とやる。
1日50問はいかなくても10問でも20問でもやる。
ちなみにゴールデンウィーク中、問題数は1日100問、5日で500問をぶちあげたが、結果は203問。
オールオアナッシング思考だと、「おれはなんてダメなんだ」と意気消沈し、木、金とヤル気を失うおそれがあるが、ピッチ思考(アベレージ思考)だと、「目標には届かなかったが、普段はできない弱点潰しもできたし、法規の録音と録音聞きもできて有意義だった。よし平日の今日も、10問は最低やれるな。うまくいけば20問やって、テブナンも潰そう」と、前向きになれる。