本棚から突如現れた文庫本。
これが滅法面白い。
中でも頷きまくって首が痛くなったのが、日本の会社の弱みは、経営企画部、大本営の存在にあるという部分。
また経験的精神論に頼りがちで、できない理由ばかり述べたてている人が多いとも。
成毛氏がアスキーから転じたマイクロソフト日本法人は、できない人間=変革に抗う人間を毎年5%、問答無用で切ってきたそうだ。
できない人間の定義が、日本の会社とは大きく異なる。
今、自分がもしベンチャービジネスを立ち上げたとして、自分を雇いたくなるのか、あるいはノーサンキューとなるのか。
そういう観点で、自らの生きざまを見直してみようと感じた。