高学歴ワーキングプア
たまたま本棚にあった本を手に取る。
電験三種を学習していて思うのは、理系博士はまだしも文系博士に、そもそもニーズなどあるのか、ということ。
おそらく学校法人の破綻を防ぐため、大学院生を増やし、その収入で少しでも本業のリカバリーをしようとした院生大量生産策。
知のコモディティ化が進む中、理系博士も食うに困っているのに、正直、直感的には誰でもわかるようなことを統計や調査方法のマジックにより、あたかも新たな発見をしたかの如く発表するしかない文系博士。
素人でも、学歴ロンダリング以外には、文系博士の使い道などないだろうな、と思ってしまう。
再度読み返してみよう。
しかし、こういう省庁も絡んだ大がかりな「詐欺的」プロジェクト、引っ掛からぬようにするには、世間知らず、では無理だろうな。