平日午前の贅沢
カフェ勉も、そこそこ進んだ。
といっても、これまでほとんど見ていなかった令和2年の理論過去問のうち、計算問題の数問をルーズリーフに書き写しただけではあるが。
簡単なものもあるが、本質を理解してないと初見ではムリな問題が結構出てくる。
ここは、初見で解けないことを悩むより、どんどん解法を読んで覚えることに専念するほうが、負荷が少なく、精神状態も安定する。
ただこんなことでは到底、夢の電験講師には程遠いが。
気分を変えて、学生街へ繰り出すことに。
それにしても、「傘を持って出ると大体雨はやみ、傘が無用の長物になる」法則、今日もあてはまった。
私鉄の特急に乗り込む。
豪華な4人掛けの席を独り占め。
平日午前中ならではの贅沢。
今頃、会社ではみな労働に追われていることだろう。
ご苦労様。
果てオヤジは、昼酒、というよりも朝酒飲んで、優雅にランチタイムです。
はるか遠い昔に通った学生街の食堂に行こうか、それとも大学の食堂を覗いてみるか。
ランチのあとは、古本屋を冷やかすもよし。
下駄を鳴らしてヤツがくる、腰に手拭いぶらさげて。
君とよくこの店に、来たものさ。
訳もなくお茶を飲み話したよ。
ガロまで聞こえてきたぞ。
心踊る平日近場旅行。
最高の贅沢。
どこかで途中下車もいいかな。
いつもの風景が違って見える。
思わず口笛でも吹きたくなるではないか。