わかりにくさの理由がわかった
エウレカ!とでも叫びたい。
テキストだけ読んでいてわかりにくい理由のひとつに、アルファベットが違う意味で混在していることがある。
先日書いたクーロン力のF(単にエフと読む)と、静電容量C(単にシーと読む)の単位である[F](ファラド)が、同じページに違う意味ででてくる。
さらに電荷Qの単位である[C](クーロン)まで、登場。
これは、初学者にとっては、挫折のトリガーとなるやも。
またFをクーロン力と書いてくれているテキストもあれば、点電荷の間に働く力と書いているテキストもある。
固有名詞の方が脳は区別しやすい。
ここで、「ではクーロン力のFは、ファラドと区別するため例えばJにすればいい」と考える初級者もいるだろう。
単位名は偉大なる発見者に対する栄誉ゆえ、ファラドは動かせない、とすれば、これも首肯しうる。
が、Fはforceであり、これもまた動かし難いのだ。
ではテキストにいちいちエフとかファラドとか追記する?
ページが増えるし、中級者以上にはかえって煩わしかろう。
となると、ここは「初学者のうちは複数テキストとネット動画で補いながら、まずは全容を理解する」のがベストだろう。