令和3年の理論
理論が超絶難化したと評判の令和3年理論。
まだよく見ていないが、その中にゼーベック効果の選択肢に温点、冷点なのか、高点、低点なのかを選ばせる問題があった。
これこそ、電験三種的重箱問題。
「~効果」問題は出たらサービスとほとんどの受験生が考えているだろうから、面食らったことだろう。
しかしどのテキストにもこんなこと載っていない。
そして、少なくとも今後10年間は、同じ問題は出ないだろう。
もし出れば、次は大半の受験生が正解するに違いないから。
この手の問題を対策する時間があれば、基礎的な部分を固めるのがよほど効率的。
だがついついこのような論説重箱問題にまで時間をかけてしまうのも、クソ真面目な受験生の心理。
かえすがえすも、罪な試験である。
このような重箱の隅つつき問題、2つにまでは絞れるだろうから、あとは運まかせでサッサと選び、計算問題に時間をかけるべし。
逆に2つにまで絞れないなら、勉強不足ということ。
そういえば、電力で槌で叩くか、風で飛ばすかという問題もあった。
槌などという特殊なものが出た時点で、それが正解と思わねばならなかったが、素直な果てオヤジ、風を選んでしまった。
この槌も今後10年は出ないだろう。