語呂合わせ最強説
どうしても覚えられない公式がある。
弛度や電線の長さ。
あるいは法規の数々の数値。
ここはもう語呂合わせしかない。
色々なサイトがあるが、これはと思うものは、メモ。
そして大笑いしながらできるのが、伝説の自費出版本『超入門』シリーズ。
下ネタ系の語呂合わせが多いのだが、よくぞまあこんなに考えたものだ。
この著者、下ネタ系語呂合わせの印象が強すぎて損しているようだが、解説は素晴らしい。
この数日間、苦闘していたパーセントインピーダンスも、この本の解説で、急速に視界が開けた。
とにかく本がブ厚いので、解説も、通常のテキストに比べ字数が費やせる分、用語の定義などもキッチリしてくれていて、これまでスッキリしていなかった箇所の丁寧すぎるほどの説明に助けられる。
電験の難しさは、同じことを別の用語で言っていたり、図では一瞬に理解できることを文字で説明するので、著者の語彙力や日本語の使い方に左右され、かえって理解が難しくなることもあるということ。
法規の条文のわかりにくさは、ひとしお。
でも、語呂合わせのおかげで笑いながら、勉強できる。
追伸
弛度と電線の長さの2つの公式、いつもは何度読み直して、覚えたつもりでも、30分もすれば忘れているのに、超入門の語呂合わせだと、2時間経過し、他の分野の問題を解いた後でも、鮮明に覚えている。
自らの生体実験で、語呂合わせ最強説の効果が検証された。
ちなみに、果てオヤジのオリジナル暗記法「過ぎた魂胆」も、過渡現象の問題で大活躍中(自画自賛)
あと三相交流で、オリジナル暗記法「デルタは電圧が同じ」も編み出した(デルタの「デ」と電圧の「で」が同じ)←デルタ結線では、相電圧と線間電圧が同じ。電流は逆に線電流=√3相電流となる。Y結線はその逆となる。
『「デルタは電流が同じ」と覚えたらどうすんだよ』というツッコミもあるが、電圧の「あ」とデルタの「タ」が同じア行というコジツケ。
あと√3はどっちがどっちなんだよ、というツッコミもあるが、そこは理解している前提(語呂合わせとしての洗練度は低いかな)
「過ぎた魂胆」ほどではないが、これも三相交流で活躍中。