理論の平成24年問7が奥深い
共振条件は、スラスラとわかる。
しかし、この問題の後半部分にある直列RLC回路において、周波数が共振条件の時よりも低い場合、高い場合になぜ容量性、誘導性になるのか、が式だけを見ていても、もうひとつあやふやでスッキリしない。
そこでネット検索するとあった!
周波数とωL、1/ωCのグラフだ。
絶対値でみた場合、共振条件より低周波ならωL〈1/ωCとなり容量性、高周波ならωL〉1/ωCとなり誘導性になることが、グラフをじっくり見てはじめて腹にストンと落ちた。
そもそもグラフで共振条件を考えたことなどなかったので、やっと理解できた。
TAC問題集には理解度のマスがあるが、ここはわからない点があったので当然×を入れた。
しかし、『理解度』という意味では、今回十分◯のレベルにまで上がった。
「こんなにやったのにわからない所がある」「ここはできたんだから、まあいいか」とできないショックを和らげるため、△を付けておくのもひとつのやり方。
あるいは計算ミスはしたけど、公式は導けていたし、わかってはいたのだから◯を付けておこう、という心情もないではない。
だが似非◯や似非△を付けて、精神安定を得るよりも、今は、厳しく×を付けておき、悔しさをエネルギーに変換して、1ヶ月後の5月に解きなおしてみたときに×がどんどん◯に変わっていくほうが、着実にレベルアップが実感できるはず。
時間はかかるが、少しでも腹に落ちなければ、瞬時にチェックボックスに×を付けて、弱点を炙り出し、キッチリと潰していく段階か。